A：最近は水環境の悪化により、送られてくる水道に消毒剤として使用される塩素などの量が増加し、錆の進行が早くなっています。 また水道管の内部は想像以上に水アカや流れ錆などで汚れています。このため、新築後3年しか経っていないのに赤水が発生したマンションや、水道管の中が汚れていたために水質基準をクリアできなかったビルなどもあります。
従って、新築の状態から定期的なJAB洗浄を施したほうが効果的といえます。
また、新築時から管内に付着する汚れを取り除くことにより、配管の延命も図れます。

A：新築後よく見受けられるのが、配管をつなぐ際に使用した接着剤やシールテープなどのカスが蛇口から出てくることです。
こうした状況は新築後半年～1年後くらいに見られることがあり、ひどい場合には蛇口がこうしたカスで詰まったりすることもあります。ねずみ色をしているカスは接着剤、白い色をしているのがシールテープです。
JAB洗浄を行うと、こうしたカスも取り除くことができますので、お困りの場合はご相談ください。も図れます。

A：蛇口から赤水が出てくるような場合は、錆が相当に進行し、給水管としてはかなり重度の腐食です。
このようにならなくても、錆や配管の汚れ、いわゆる水アカが水道水中に溶け出しています。
従って、透明に見える場合でもクリーニングをすることによって、よりきれいな水にすることができます。
現在、学校や老人施設様などのように水質が重要視されるような施設の場合には、定期的なJAB洗浄を通じて水質の維持・保全を行っているところもあります。

A：一軒家の場合の配管ですが、現在新しく建てられる家の多くはポリブテン管や硬質塩化ビニール管（塩ビ管）といわれる錆びる心配のない配管が使用されていますが、地域によってはまだまだ鉄管が使用されているところもあったり、また築年が古いような場合には同じく鉄管である場合もあります。
ポリブテン管や塩ビ管の場合には錆による赤水の発生はありませんが、いわゆる水アカ成分が付着しています。鉄管の場合には錆が発生し、放っておくと赤水の原因となります。
従って一軒家の場合でもJAB洗浄を行うことで大変効果的に、より快適な水環境とすることができます。

A：洗浄の際、配管にかかる圧力はほぼ1平方センチあたり約2ｋｇです。
これは皆様のご家庭に配水される水の圧力と同じか、それよりも低いくらいです。
また、皆様のご家庭まで引かれている水道管は1平方センチあたり5kgまたは10kgの水圧に耐えられるように作られています。そして洗浄工事の際には、空気を送り込む場所のほかに汚れ水を出すために最低1カ所以上蛇口を開いています。
しかし、日常生活でも漏水するケースはありますので、工事によって漏水しないとはいえません。
もし、漏水した場合は責任を持って修繕させていただきます。尚、工事の開始前には一旦バルブを閉め、水漏れがないかどうかの確認をしてから工事を行い、漏水していると認められるような場合には工事は行いません。

A：JAB洗浄で使うのは圧縮空気のみです。
薬品などは一切使用せず、普段使用している水に空気を入れるだけなので、作業中はもちろん、作業後も人体や環境に影響を与えることはありません。
また、薬品洗浄などと違って配管内の薬品を洗い流す必要がないので、施工中に水が飲みたくなったら、圧縮空気の打ち込みを止めるだけですぐにご提供できます。
もちろん、工事終了後はすぐに水を使うことができます。

A：JAB洗浄により、赤水の原因となる赤錆の柔らかい部分を落としますので、洗浄によって赤水は軽減されますが、あくまでも応急処置です。 配管の汚れ具合と水の使用状況にもよりますが、洗浄後2～3年は効果があります。しかしながら、JAB洗浄はあくまでもクリーニングであり、恒久処置とは異なりますので、最終的には恒久処置が必要になります。
JAB洗浄を1回行うことで、永久に赤水を止めることができるわけではありません。

A：配管の腐食が進行してくるとよく見られる現象の1つです。
これは配管内にできた錆コブが水の流れによって少しずつはがれ落ちてくることにより起こるものです。
最終的な問題の解決には恒久対策が必要になりますが、錆つぶが多い場合には、一度JAB洗浄を行って錆をある程度落としてしまえば、改善を図ることはできます。

A：一軒家の場合とマンション・アパートなどの集合住宅、あるいは事務所ビルなどによっても費用は変わってきますし、また配管の規模・蛇口の数によっても金額は上下します。
一般家庭においても、2世帯住宅や保温の状況など様々な要因がありますので、はっきりとはいえませんが、1つの目安として水・お湯含めて50,000円前後になります。
マンション等の集合住宅の場合であれば、1世帯あたり約35,000円×世帯数となります。事務所ビルなどの場合なら1フロアあたり70,000～80,000円くらいが目安になります。
なお、 詳しいお見積もりは無料ですので、お電話でも、ＦＡＸでも、またこのホームページのお問い合わせからでも結構です。 どうぞお気軽にお問い合わせください。JABの会ではお客様に納得いただいてから工事施工をさせていただいておりますので、ご安心ください。

A：はい、大丈夫です。マンションなどの集合住宅の場合、建物全体でJAB洗浄を行うには理事会や総会での決議が必要なことが多いですよね。 このような場合でもJAB洗浄は1部屋単位での施工が可能です。
１世帯でももちろん、気の合うお隣・ご近所さま同士で2世帯だけ、3世帯だけという施工も可能ですので、マンションにお住まいの方でもどうぞお気軽にお問い合わせください。

A：配管の汚れ具合にもよりますが、洗浄にかかる時間は1栓あたり2～5分くらいです。 この他に洗浄する前の準備作業などがありますので、マンションの1世帯などの場合でだいたい1時間半～2時間程度、一戸建てのお宅の場合では3時間程度が目安です。
なお、弊社では時間で洗浄を行うのではなく、汚れが落ちていわゆる「水にツヤが出る」状態になって初めて洗浄完了となりますので、「作業時間が長くなったから金額が高くなる」ということはありません。

A：いいえ、全く水が使用できないのは洗浄前と洗浄後にバルブを閉めて水道メーターをバイパス作業する30分程度です。
これ以外は水を流しながら洗浄していますので、機械を一旦停止すれば通常の水が使えます。トイレなどの場合はガマンせずご遠慮なく声をおかけください。
ただし洗浄作業完了までは汚れ水が回りますので、「洗濯をしながら洗浄をする」「台所を使いながら洗浄する」ということはできませんので、あしからずご了承ください。

A：ほとんど音がしません。というのも基本的にお宅の中に音の発生する機械が入ることがないからです。
ですから室内では普段お水を使う時のようなパシャパシャする音が出るくらいです。これまでも騒音での苦情は1件もありません。
ちなみに機械本体から出る音は45デシベルで、これは小さな事務所で人が生活する時に出る音と同じくらいの小さな音です。

A： 洗浄を行う時に、錆による詰まりを防止するため種類によっては一部の蛇口や水栓金具を外させてもらうことがありますが、JABの会では一度外した器具を戻す場合には、パッキン類は全て新品に交換しております。
また、トイレのウォシュレットなども、洗浄終了後に動作確認をきちんと行うなど、不具合が起こらないように細心の注意を払って作業をさせていただいております。
ちなみに万一問題が発生しても、設備関係は得意分野ですので迅速に対応することが可能です。

A： 貯水槽の清掃も年1回行われています。JAB洗浄も1度きれいにしてもまた汚れてきます。汚れたら洗う、汚れたら洗うを繰り返し、定期的に水質の保全を図りましょう。
配管の汚れ具合や使用状況によって異なりますが、年1回の定期的なクリーニングをお勧めします。

A： 確かにお湯の配管の方が汚れている場合は多いです。給湯機器の中に汚れが入りますと二次的な故障の原因となりますので、フレキシブル管などでバイパスを施してから洗浄します。
従って、電気温水器や据え置きの給湯機の場合、少々時間がかかることがあります。

A： 室内にある水栓器具（蛇口）から全て汚れを排出します。従って、室内に入っての洗浄となります。汚れた水を排出の際、水が飛び散らないように養生を施します。
また、精密な水栓器具は外したり、ストレーナを外したりして行います。もちろん外した水栓器具を戻す際は、新しいパッキンに取り替えます。蛇口の先から水がポタポタとたれている、蛇口のハンドル部分から水が漏れているなどの状態が見られましたら、ついでにいってくだされば即直すことができますので、お気軽にご相談してください。